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週報

Forgotten Records

Rmxsの存在を本気で忘れていた

Atoms For Peace強化月間のため『The Eraser』を聴こうと思ったは良いがiTunesに入っているデータが2006年の発売時にCDをインポートしたっきり160kbps MP3のままだったなということで、高音質にインポートし直そうとCDを探した際に『The Eraser』の隣に挿してあったのがこの日本企画盤のリミックスアルバムとEP。ゴールドのジャケがまばゆい『The Eraser Remixes』(2008年)はリリース当時まだ電子音楽にそんなに没頭してなかったせいか数回しか聴いておらず存在すら忘れていましたが、今聴くとスゲく面白いです。Four TetやSurgeonのビッグネーム、そしてBurialやModeselektorあたりの当時旬なリミキサー陣をしっかり押さえるトムヨーク先生の目利きの良さはさすがとしか言いようがないですし、『Spitting Feathers』EPの収録曲「The Drunkk Machine」はトムも気に入っているのか、Rag & Bone SS13のショー音楽で使っています。

これらの日本企画盤はBeggars Japanがリリースしたもので、初回限定生産だったり親レーベルのワーナーがBeggarsの邦人レーベルを潰してHostessに業務移管をしたゴタゴタでどちらも在庫品または中古でしか出回っていませんが、もともとRemixesは何枚かに分けてリリースされたリミックスシングルを1つのアルバムにまとめたものですし(これもこれでリリース延期だの中止だのやっぱり出しますだのとゴタゴタしていたことを自分のサイトのアーカイヴで思い出す)、EPもアルバムからのシングルB面曲を集めたものなので一部を除きiTunes Storeなどでコツコツと入手可能です。