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週報

California

国立新美術館 2階

4月中旬にWilcoの来日公演を見に行った折に時間があったので国立新美術館の「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」展を鑑賞。

映画『ふたりのイームズ』の連動企画?と思いますが、各セクションで多くの映像を交えながら空間を広く使って展示が行われていました。シェルチェアに代表されるシェルものの家具はステンレスにブツブツと出る“もらい錆”が嫌で苦手なのだけど、FRP製チェアの成形映像はとても興味深く、「手仕事にっぽん」を見ているようで座れるところがなかったのに最後まで見てしまいました。

と言いつつ、製品の素晴らしさは理解したいけどやっぱりスコーンと明るい西海岸系の家具は苦手だし、「カリフォルニアデザインを取り入れるにはデカイ家に住まないとダメ」という結論に至ったのでした。

私の考え方がひねくれているのであって、展覧会自体はとても面白い、ですよ。