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週報

Small Trip

2月9日夜〜2月12日昼までふらっと東京へ。
行きたい場所を巡りながら先々で都合の良い友人たちと合流し、うどんを食べたりお茶を飲んだりお酒片手に話に花を咲かせたりの週末。
特別に誰かと会う約束を取り付けるわけでもなく、都合が良ければ会いましょう的な流れがいまの自分にとっては良いのかなと思ったり。

なんだかんだでタスクが重なり慌ただしくなってしまったのと、旅全般で言えることなのですが場を楽しむあまり写真を撮り忘れたのが反省点。結局東京では一回もデジカメの電源を入れませんでした。

上のレシートの中身についてはまた別の機会に。

Sendai Suburbia

震災のゴタゴタですっかり忘れていましたが、2011年2月にお友達のアマノさんに「車出せコラ」とお願いしてMORI STANDARDへ行ったのでした。
国道から地図に載っていない道に入ってぐるぐるまわり、無骨な門を抜けて着いたのは広大な敷地内にポツンと建つプレハブ小屋。

ひととおり家具を見たあといろいろお話を伺うと、オーダー家具を作る合間に腕ならしで小さな家具を作ったり、端材でこまごまとした物を作っているそう。ちょうどスピーカー台になっていたシンプルなスツールが気になっていたので訊ねると、「参考商品として作ったものですがお譲りできますよ」とのことで言い値で即決。脚に床傷防止のフェルトもていねいに貼っていただいて、そのままアマノさんの車に積んでニヤニヤしながら帰宅したのでした。

それからひと月後に震災に見舞われお店のことが気になっていましたが、サイトもリニューアルしているし参考商品はONE-OFFとして紹介しているではないですか。
お店に行かれる方はGoogleマップやナビを見るより、サイトのアクセスページを見ながらランドマークを追った方が確実にたどり着けます、はい。

Imabari Towel

Photo: 今治タオルショップ 公式通販サイト

ジム用のタオルを新調しました。今治タオルです。
佐藤可士和氏デザインってのがアレでナニですけどSquare-3のパターンとカラーリングに惚れました。
顔が濃い分の引き算で服は暗い色の無地モノが多いので、FREITAG然り小物は派手なモノを持つようにしています。

柔らかさを売りにしているタオルには繊維の毛羽立ちによる繊維くずがしばらく顔や身体につくモノも多いのですが、こちらはもちろんそんなことはなく。洗濯等で濡らしてみると細い撚り糸が高密度で織られているのがわかります。
自宅はMARKS&WEBのタオル(こちらも毛羽立たない)を使っているのですけど、折を見て今治の無地モノへのリプレイスを検討中。

可士和氏デザインタオルはRosenheimのオーナー、りょんりょんさんにご紹介いただきました。ありがとうございます。

M564 Chili Pepper

久しぶりにNew Balanceを履いています。
基本的にはジャックパーセルなんですが、たまに別のスニーカーを履きたくなることがあって気分転換にチョイチョイ変えています。New Balanceは5年周期くらいで波が来るみたいです。

M564は準定番品でシーズンごとにカラーや素材を変えてリリースされるモデル。これは2011年の秋冬モデルで、スエードの毛足が長いのが特徴。NBでは珍しくパトリック並に甲幅が狭いので典型的な日本人足の私はワンサイズ上を選んで正解でした。

アウトドア系やカジュアルなスタイルには抜群の相性を発揮するNBですが、このモデルも類に漏れることなくコーディネート次第で途端にダサくなるというか、おっさんのジョギングシューズと化すので注意が必要です(例:坂本教授のアレ)。
その点ジャックパーセルはどんな服装にも、パジャマにさえもすんなり合ってしまうマルチプレイヤーぶりを発揮してくれるのが素晴らしいですね。

NBの記事なのにジャックパーを褒めてしまいました。
履きやすいですよ、NB。

In the Age of Klee and Kandinsky

宮城県美術館に「クレーとカンディンスキーの時代」を見に行ってきました。
宮城県美術館と宇都宮美術館の所蔵品をフル展示だそうで、宮城県美は素描、宇都宮美はカラフルな作品が多かった気がします。
クレー、カンディンスキーだけでなくクリムトやベーレンス等20世紀前半の芸術家の作品も多数展示されており、メイン展示の作品よりも書籍/ポスター等のグラフィック作品の方が興味深かったというのが正直な感想ですが、バウハウスのグラフィックとマルセル・ブロイヤーの家具を見られただけでも行く価値がありました。2008年に東京藝術大で開催されたバウハウス・デッサウ展、行くべきだった。

会期は2012年3月4日(日)まで。
日曜午後2に月イチで学芸員さんが展示解説をされているそうで、私が行ったときもちょうど解説中でした。
また、ミュージアムショップではカンディンスキーの作品をモチーフにしたてぬぐい(かまわぬ製・上記画像)等が販売されています。

終了後は敷地内の銅像見学へ。
銅像写真はFlickrに。屋内で展示を見ているより、外にいる時間の方が長かったかもしれません。

次回はヴェネツィア展へ行きますよ。