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週報

June, 2014

Traditional Japanese Confectionery

梅羊羹

昔はそんなに好きじゃなかった

和菓子道(わがしみち)を進んでいたら羊羹に辿り着きまして。

シンプル和菓子の代表格なのにシンプルがゆえに伸びしろがあるといいますか、どれも小豆味が基本なのにフレーバー豊富、そして季節の羊羹の美しさ。とらやさんの季節の羊羹「青梅の露」の美しさには吸い込まれそうになったほど。四角の断面に広がる宇宙。羊羹、それは禅。

なんだか気づいたらここひと月で家が羊羹だらけになってしまって、そんなに頻繁に食べるものでもないし気温の上昇もあいまって正直ちょっと持てあまし気味になってきたのですが、幸い羊羹は賞味期限1年と日持ちが良く、味を気にしなければさらに1年持つスーパー保存食なのでゆっくり食べつつ、さらに買いつつ奥深い和菓子道を進みます。

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Sweetfish

むっちり

昨年食べそびれた若鮎を今夏は乱獲。
柏餅が終わったあたりから本格的に暑くなる前までの期間限定・季節の和菓子。

私は白松がモナカ本舗さんが出している太り気味なボディにムニッとした表情の若鮎が好きで、店舗をローテーションさせて購入しています(顔を覚えられないように)。販売時期はだいたい7月中旬までのようですが、いたみやすいお菓子で暑い日が続くと皮と求肥の間がカビやすくなるのでその年の天候で終了時期が変わるそう。いずれにしても6月いっぱいまでは間違いなく販売しているそうなので今年は若鮎の季節が終わるまでどちゃくそ楽しもうと思います。

洋菓子は旬の果物等、素材で季節を楽しみ、和菓子は見た目や様式美で季節を楽しむものなり。なんてなー

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